nikukyuu_mako’s diary

人なのに手に肉球があります。コロナウィルス騒ぎで生物分野の再勉強中です。生物の大筋を見つけましょう。

ウィルスとヒトとの関係

 

ウィルスは単独で増えることができない。宿主の細胞の機能を使って増える。宿主を必要とする。その宿主はときにウサギだったり、ブタだったり、コウモリやトリ、ネコだったりする。ウィルスが細胞に入り込むこと(感染)によって病気になることがある。宿主のウィルス感染で 家畜の場合、屠殺されたりする。

人へのウィルス感染を考えるにはまず人の体の仕組みをざっと考えてみる必要があるので。一番簡単なモデルで。。。生き物は円柱形、円柱形♪。テーブルに置いたトイレットペーパーを思い浮かべてください。紙の部分は皮膚で覆われた体で、中の空洞は消化器官です。空洞の上辺が口で、下辺が肛門とします。消化器官には胃、小腸、大腸などがありますが、食べ物が口から入って、外に出るまでの管として考えます。

口に入ったものはウンチ(便)として出ていきます。安全でないものを口にすると、吐いたり下痢をします。これは体から安全でないものを排出するしかけです。出すことができるのはトイレットペーパーの上か下だけです。

嘔吐、下痢が主症状なのは食中毒の時の話です。食中毒を起こすので有名なウィルスはノロウィルスです。主に海産物、貝の生食にによる感染です。ノロウィルスには種類がたくさんあるので何度でも罹ります。

体における空気感染の話をしたいのだけど。。基本何かしらの穴から体の中にウィルスは入ってきます。穴の種類は鼻、口、目の粘膜、耳。。そして肛門。でも肛門は逆流して体の感染源が入ってくるイメージはわかないです。

空気を漂うウィルスが人の体に取り込まれる。。どうやって?呼吸で。。口や鼻から空気を取り込んで気道を通り肺で酸素を取り込み二酸化酸素を気道経由で口と鼻から吐き出します。これが呼吸の方法です。空気中のウィルスは人の鼻の粘膜にピタっと張り付きます。粘膜の細胞でウィルスが侵入し増殖放出、細胞の破壊をします。鼻の粘膜も負けていないので、くしゃみ、鼻汁としてウィルスを空気中に出します。なるべく体の奥から遠ざけます。

 

空気感染で一番最後に起こるのは肺炎かな?だって鼻や口から遠いから。肺でウィルス感染が起きて細胞が壊れる(炎症)。炎症の部分では肺は空気交換ができなくなる。空気から取り出せる酸素の量が減るので血中酸素濃度が下がります。息苦しくなるのはそのためです。

ウィルスの空気感染でくしゃみ、鼻水、熱、息苦しさ、肺炎が起こるのはこういうことです。

ウィルスにより風邪症状がでます。ほとんどの風邪は2〜3日で治りますが、インフルエンザはその症状が激しく高熱が3〜4日続くので結構つらい。あまりかかりたくないなぁ。