nikukyuu_mako’s diary

人なのに手に肉球があります。コロナウィルス騒ぎで生物分野の再勉強中です。生物の大筋を見つけましょう。

人体の仕組み(三本立ての三つ目、ちょっと詳しく)

感覚器官で得た情報が電気刺激で感覚神経を通り脊髄に、そして脳に伝えられます。脳で判断した内容を電気信号として脊髄に戻しり運動神経から運動器官に伝えます。神経系にには中枢神経と末梢神経があります。体のより深いところにある脊髄と脳は中枢神経と呼び、感覚神経と運動神経は末梢神経に分類されます。

 

では、、、体の中では必要な情報を、どうやって伝える?というより、どんな感じのことが起きているの???

 

まず、船の中を思い浮かべてでください。結構古い映画です、「船長、大変です。ボイラーが。ボイラーが。」なんか管に向かって話しています。船長のいる管の先のから『船長、。。。」聞こえています。すごいですね。遠くの人に伝えられています。船長は嫌な予感がします。管に向かって「消化器を持って近くにいる者には駆けつけるように」と話しました。これは一斉船内放送にしました。船長に伝わった重要事項は決定も早いし効果も強い。ボイラー室にはあっと言う間に助けが来ました。

ここでのボイラーでのできごとが感覚器の仕事です。管が神経の管で船長が脳でボイラー室に駆けつけた船員が運動器官による反応と思ってください。。

 

 そして「ボイラーが。」と報告を聞いた船員が船長の命令を聞かないでボイラー室に行ったとします。

ヨーイ・ドン。船長経由と船員独自判断。どっちが速い。理論的には船員独自判断です。だって伝えるのに人が一人増えると時間がかかるんだもん。この重要度が高くて時間短縮された場合が脊髄反射と呼ばれる脳(船長の判断を待たない)神経の伝達方法です。

 

中学生の範囲だと脊髄から脳にいかない反射と脳にまで伝わって脳が判断した反射の分類を覚えることになっています。高校の範囲だとボイラー室に行った船員が元の部署に戻るまでの状況を習います。自律神経系のしくみです。

船員たちがボイラー室に行って火を消したあともずっと、みんながボイラー室で雑談を繰り広げていたら問題でしょ。ちゃんと部署に戻って仕事にもどるのです。体の中も同じなのです。